SSブログ

デザインのDNA・デザイン思考農法・・植物工場。

デザイン的思考を取り入れた日本の農業とその可能性について!!
ここ二、三年の異常気象からの農業への影響を考えると今、
本気でそれらに取り組む時期として・・提案します。
プラス・自然の生態系のシステムとの融合を視野に入れた農業の
実践と可能性について。
植物工場4.jpg
以前Blogで触れました、日本の農業は新たな方法論を模索している。
と書きましたが、ここ二、三年の異常気象からの農業への影響を考え
ると、今、本気でそれらに取り組む時期として・・提案します。
地球の異常気象は夏の暑さ局地的な豪雨とそれらによる水害など、
人命に関わる事態と加えて、農業への甚大な被害が挙げられる。
熱波により茄子、きゅうり、など焼けてしまい、果物も日の当たる側が
焼けてグズグズに熟した状態に・・・。
そして水害、ビニールハウスや水田は川の氾濫と川でない場所でも、
豪雨からの鉄砲水などで水没してしまい壊滅状態に・・。
*世界に目を向ければ町一つが一瞬にして流され人も、動物も
作物も無くなってしまう・・日本も例外では無い!!
日本の食料自給率は40%を切っていて・・現在、野菜・食肉ともに
難しい産業です、私は子供のころ田舎で育ちました、農業(野菜つくり)は、
実際に種まきから収穫まで経験があります、神戸や新潟の地震が
あった時にライフラインの寸断で被災者に食べ物が届かないという
事態が起きた、つまり作物によって特産地があり、其処からトラックや
産物によっては航空便で消費者に届ける・・・!!
そして、東日本大震災での原子力発電所の被災に依る環境汚染、
農業は大地にて・・と言う既成の概念を根本から考え直さざるを得ない
事態となっている。
植物工場2.jpeg
・・そして・・土のない都会では農業は出来ない・・そんな考えを全く覆す
事が、今の農業に起きている、都会のど真中のビルで普通に野菜や
果物が栽培されスーパーで販売され、レストランなどでも料理されて
提供されている。
輸入の果物などの影響で季節感が無くなり夏野菜、冬野菜などといった
意識も薄くなっている、都会での地産地消型農業ということだ、生鮮野菜
などは産地から高い輸送コストをかける必要が無く、また前述の
ライフラインの寸断、更に大規模な環境汚染は工場栽培へ可能性と
期待を大きくしている、・・・ひょっとすると隣のビルが野菜工場・・など
ということがあるかもしれない、ただ現状では都会での(空きビルなどでの)
工場栽培は実験的レベルが多く、現状は産地においてのプラントによる
栽培が行われているケースが多い、工場での野菜作りについては
日本全国で“完全人工光型植物工場”36箇所“太陽光・人工光併用型
植物工場”16箇所(なぜか植物工場という呼び方をしている)と
なっている、人口光と培養液、徹底した環境管理により、
工場から消費者までクローズドパッケージのまま届けることができ、
新しい農業の形といえよう、農業というより、“インダストリーファーム”
“アグリビジネス”と言った方がピタッ!ハマる。
factry2.jpg
今の農法から生み出される作物は、プロダクトデザイン製品と言える。
現状は、グリーンリーフ、フリルアイス サラダ菜、リーフレタス、イチゴ、
などの栽培が多く、根菜や果物までには至っていない、ただ10年ほど
前に一本のトマトの(水耕栽培)に2万個の実が生ったというデータも有る、
私の関っているデザイン塾でのテーマでも必ず空きビルを利用した野菜の
栽培といった提案があるのも、今都会型の農業に新たな可能性が込め
られていることは確かなのです。
*Factory produced productsとしての例。
エアドーム型植物工場
https://www.youtube.com/watch?v=3SShQ4hHMxM

螺旋2a.jpg
ドーム植物工場説明a.jpg
螺旋1.JPG
“農業は大地”と言うキーワードを“安心安全”として考えると・・工業化農業の
可能性は大きな意味を持ってくる。
日本の農産物は今やブランド化して輸出産業としても立派に成立する。
新たに・・自然の生態系のシステムとの融合を視野に入れた自然農法の
実践と可能性について。

今、輸出産業として、イチゴ、モモ、リンゴ、みかん等のかんきつ類など、
温度・湿度・管理された環境で・・安全で高品質な農産物として工業製品
と並ぶジャパンブランドとして・・、
これらの農法に加えて、欠かせないのが自然の生態系システムの融合
・・・果物の生育に欠かせない交配作業も養蜂家(ミツバチ)との協働に
よりより自然で効率のよい成果を生み出している。
蜜蜂.jpg
図1.jpg
ichigo20minori.jpg
農家と養蜂家とのWin・Winの関係を生み出すシステムです、DNA操作など
環境ホルモンに影響をきたさず、効率も良いこれらの農法は日本の輸出
産業として注目されるブランドに成長しています。

デザイン的思考を取り入れた日本の農業は、日本の文化としてさらに進化を
し続ける可能性に満ちています。
*資料は一部ネットから頂きました。

新製品企画開発・工業デザイン業務・デザインコンサルタント
Interface home URL:http://www.interface-com.co.jp
interface20rogo-7c3e9.jpg
Twitter:http://twitter.com/hideaki0         
Facebook: https://www.facebook.com/hideaki.noguchi.10
Mail:h-noguchi@interface-com.co.jp
Copyright by Interface corp.
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。