産廃材~資源へ・・ネーミングによる製品化とブランドイメージの確立・・。
産廃材~資源へ・・ネーミングによる製品化とブランドイメージの確立・・。
(リサイクルプラスチックのブランド化企画)
「プラ木」から「h-exa・エクサ」へ・・・ブランドイメージの確立までを探る。
デザインの仕事に限らず、少なからずとも社会の役に立っている仕事に関り
たいと思っている人は多いと思う、中でも環境問題を含んだ企業は何かと話
題に上ることが多い、少し前になるが再生プラスチックの製品化事業を進め
ている企業の仕事に関わる機会があった。
クライアント企業は“武蔵野機工株式会社”・・現社名“株式会社未来樹脂”
仕事の内容は再生プラスチックの可能性を探る仕事を含め、そのブランド化
を目指したネーミング・ロゴデザインと販促資料の企画制作だった。
プラスチックはごみとして廃棄されその60%はサーマルリサイクルとして
火力発電所などの代替燃料(重油の代わりに)に利用されています、端的に
言ってしまうと燃やされているのです・・・それでも今の情勢からすると、ヴァ
ージンの石油を使わないですむという事でこれも立派なリサイクルなのです、
残りの30%強が他のごみと一緒に埋め立てに利用され・・これがもったいな
い・・そしてほんの5~6%が再生プラスチックとして生まれ変わります、その
中にペットボトルなども含まれるのです、そこから解ってくることは、今も膨大
な量の化石資源が廃棄されているわけです。
再生プラスチック市場の可能性について調べてみた、再生プラスチックの弱
点は、先ず再生の際に若干精度が落ちること、発色性が悪くなること等が上
げられ、鉄やアルミのように真更に生まれ変わると言う事にはならず、まだ
まだ一線の素材としては利用することが難しいのです・・が、たとえば液晶
TVやPCの背面のカバーなどであれば問題なく利用できる事もわかりました、
現在は壁面や屋上の緑化のベースユニットや建築用の基材などに多く利用
されております。
*数字は大まかに整理しております、業界によっても数字が異なります。
書き出しにもあるように、変更前の名称は“プラ木”二次材として木の様に加
工が楽でしかも腐らない・・これを商品として、又一次材としても広がりのある
ネーミングに替え、社内外にその意識を広げたいという依頼でした。
先ず可能性、関連性のあるキーワードを挙げ、ランダムに配置したマップの
中から数点抽出し、そのキーワードを元にさらに広げイメージを探って見まし
た、この“プラ木”には六つの特徴と言うフレーズがありこの“6”と言う数を
キーに探ってみた、その中で化学式の基本が6角、そこからヘキサゴンと言
う言葉に行き着きました、これらを繋いでゆけば何かイメージに行き着くと仮
説を立て進めました・・先ず六つの特徴を周りに配したイメージを纏めてみた、
資料:1.2.3



またロゴとしてヘキサゴンでは若干長いので“HEXA”をモチーフとする
アイデアを提示した・・概ね良しとしましたが、発音での“ヘキサ”あるいは
“ヘクサ”では完結性がない・・そこで“H”を発音せず“エクサ”としてロゴ案
も“h-exa”としてみた、あえて母音から始まる発音はフランス語の様な響
きになりこの素材のイメージが強まった、これと六角のモチーフを組合せ、
また同時に広告用のコピー・・六つの特徴を新しく組みなおし全体の骨格が
出来ました、ブランドカラーは森と空をイメージしグリーンとブルーの中間色
を採用、ホームページ・カタログ・展示会でのコーポレートイメージとして
の牽引役も果たしております。
資料:4.5.6



新市場への具体的提案業務に付いては別の機会に・・・。
上記の企業は社名変更をされました、クライアント企業情報:
旧社名:武蔵野機工株式会社
現社名:株式会社未来樹脂
Home page http://www.miraijushi.co.jp/
*新社名:株式会社未来樹脂 ネーミング&ロゴ・マーク制作には弊社は
関っておりません。
*掲載の資料については、同企業より許可、ご協力を頂いております。
新製品企画開発・デザインコンサルタント
Interface home URL:http://www.interface-com.co.jp
Mail:h-noguchi@interface-com.co.jp
Copyright© by Interface corp.
(リサイクルプラスチックのブランド化企画)
「プラ木」から「h-exa・エクサ」へ・・・ブランドイメージの確立までを探る。
デザインの仕事に限らず、少なからずとも社会の役に立っている仕事に関り
たいと思っている人は多いと思う、中でも環境問題を含んだ企業は何かと話
題に上ることが多い、少し前になるが再生プラスチックの製品化事業を進め
ている企業の仕事に関わる機会があった。
クライアント企業は“武蔵野機工株式会社”・・現社名“株式会社未来樹脂”
仕事の内容は再生プラスチックの可能性を探る仕事を含め、そのブランド化
を目指したネーミング・ロゴデザインと販促資料の企画制作だった。
プラスチックはごみとして廃棄されその60%はサーマルリサイクルとして
火力発電所などの代替燃料(重油の代わりに)に利用されています、端的に
言ってしまうと燃やされているのです・・・それでも今の情勢からすると、ヴァ
ージンの石油を使わないですむという事でこれも立派なリサイクルなのです、
残りの30%強が他のごみと一緒に埋め立てに利用され・・これがもったいな
い・・そしてほんの5~6%が再生プラスチックとして生まれ変わります、その
中にペットボトルなども含まれるのです、そこから解ってくることは、今も膨大
な量の化石資源が廃棄されているわけです。
再生プラスチック市場の可能性について調べてみた、再生プラスチックの弱
点は、先ず再生の際に若干精度が落ちること、発色性が悪くなること等が上
げられ、鉄やアルミのように真更に生まれ変わると言う事にはならず、まだ
まだ一線の素材としては利用することが難しいのです・・が、たとえば液晶
TVやPCの背面のカバーなどであれば問題なく利用できる事もわかりました、
現在は壁面や屋上の緑化のベースユニットや建築用の基材などに多く利用
されております。
*数字は大まかに整理しております、業界によっても数字が異なります。
書き出しにもあるように、変更前の名称は“プラ木”二次材として木の様に加
工が楽でしかも腐らない・・これを商品として、又一次材としても広がりのある
ネーミングに替え、社内外にその意識を広げたいという依頼でした。
先ず可能性、関連性のあるキーワードを挙げ、ランダムに配置したマップの
中から数点抽出し、そのキーワードを元にさらに広げイメージを探って見まし
た、この“プラ木”には六つの特徴と言うフレーズがありこの“6”と言う数を
キーに探ってみた、その中で化学式の基本が6角、そこからヘキサゴンと言
う言葉に行き着きました、これらを繋いでゆけば何かイメージに行き着くと仮
説を立て進めました・・先ず六つの特徴を周りに配したイメージを纏めてみた、
資料:1.2.3



またロゴとしてヘキサゴンでは若干長いので“HEXA”をモチーフとする
アイデアを提示した・・概ね良しとしましたが、発音での“ヘキサ”あるいは
“ヘクサ”では完結性がない・・そこで“H”を発音せず“エクサ”としてロゴ案
も“h-exa”としてみた、あえて母音から始まる発音はフランス語の様な響
きになりこの素材のイメージが強まった、これと六角のモチーフを組合せ、
また同時に広告用のコピー・・六つの特徴を新しく組みなおし全体の骨格が
出来ました、ブランドカラーは森と空をイメージしグリーンとブルーの中間色
を採用、ホームページ・カタログ・展示会でのコーポレートイメージとして
の牽引役も果たしております。
資料:4.5.6



新市場への具体的提案業務に付いては別の機会に・・・。
上記の企業は社名変更をされました、クライアント企業情報:
旧社名:武蔵野機工株式会社
現社名:株式会社未来樹脂
Home page http://www.miraijushi.co.jp/
*新社名:株式会社未来樹脂 ネーミング&ロゴ・マーク制作には弊社は
関っておりません。
*掲載の資料については、同企業より許可、ご協力を頂いております。
新製品企画開発・デザインコンサルタント
Interface home URL:http://www.interface-com.co.jp
Mail:h-noguchi@interface-com.co.jp
Copyright© by Interface corp.
2008-11-05 00:11
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by if-Noguchi (2008-12-06 10:42)