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デザインのDNA・・・剃刀(ジレット)と自転車(ラーレー)

デザインのDNA・・・剃刀(ジレット)と自転車(ラーレー)

日常使っている道具など、一体いつ頃から今の形に成ったんだろう?と考える事
があります、今日は、安全かみそりと自転車について調べてみました。

ジレット安全かみそり・・1903年アメリカ製(日本では明治36年ころ)
それまでは、ナイフのように直線型で日本でも戦後しばらく使っていた形のもの
刀のように打ち出しで作られていました、これはT字型のデザイン、あごの線や
顔をそるのに都合の良い形、何より革命的なことは替え刃にしたこと、0.038
mmのステンレス製です、既にこの頃から高付加価値・ワンウエイの思想が
あった様です、今日の医療器などでは常識になっております!
又、知財に対しての意識もしっかりとしていました、図面は特許説明の為のモノ
100年以上前からこれも変わっていません。

ラーレー自転車・・1905年イギリス製(日本では明治38年頃)
形は今の自転車の要素は満たしています、3段変速ギアー、空気入りのタイヤ、
薄肉のスチールフレーム、ポンプがセットされています、すごい技術!!
今の自転車の形になったのは1839年ころから(日本ではまだ江戸時代)・・
自転車も100年以上デザインが変わっていません、映画“明日に向かって撃て”
の中でポールニューマンがキャサリン・ロスをハンドルの上に載せて草原を走る
シーンがあります、何で西部劇なのに?と思いましたが、この頃自転車はミシン
と並んで文明の象徴だったようです。

資料はジェイダブリン著「製品開発とデザイン」より。

ジレットa.jpgラ-レ-自転車a.jpg

新製品企画開発・工業デザイン業務・デザインコンサルタント
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