デザインのD N A:疫病とデザイン(アート)・コロナV禍!!(再掲載)
デザインのD N A:疫病とデザイン(アート)・コロナV禍!!
(色々と見識の差はあるが、コロナと認識されてから早一年!!)
コロナウイルス禍対応が遅れれば第四波の可能性もある。
少しばかり我々が防御の方法なりを学習しワクチンも
見通しがついたりと対応が進んでおります・・・が。
21世紀の今自分たちの住みやすい様に環境を作り
替えてきた・・、たった一種類のウイルスに世界中が
翻弄されている事は事実である。
コロナウイルス禍・・これは中世にヨーロッパで
起きたペストやコレラの流行と同じ状態ではないか?
むしろ、様々な国やシステムが複雑に絡み合って、更に
ワクチンの手配については各国々の覇権も絡んで、
何やら方向性を見誤りそうにもなる。
さて、中世での流行病の時には様々な想像が蠢き
人々が翻弄されたと記録されている、宗教的に見れば
人々の横暴に対して悪魔が仕置をしていると、目に
見えない風が吹いて去った後に累々と屍が横たわる。
病の風をドラゴンに見立て去った後に屍が横たわって
いる絵も書かれている。

アーノルド・ベックリン作 19世紀」
竜にまたがった老婆の死神がペストを振りまいてる。
過ぎ去るとこ死体が転がり、ペストの恐怖を如実に
表している作品。


「作者不明 死の勝利」
ペストを象徴する骸骨が死を振りまき、周囲の
人たちは倒れて恐怖におののいている。

ピーテル・ブリューゲル作「死の勝利」
16世紀、死が押し寄せる阿鼻叫喚・・・。
圧倒的、一方的な支配で、まさに死の勝利。

「ジュゼッペ・マリア・クレスピ作 18世紀」
ベルナルド・トロメイという聖人がペストに語り掛け、
死を終わらせてくれるよう、とりなしている場面。
文明はつねに疫病と抱き合わせであり、文明の伝播
経路は疫病の伝播経路とも重なり合うとも、中世の
日本でも飢饉と疫病が重なり人々が大勢亡くなった
事が「古事記」「日本書紀」等にも
記されている、村一つ無くなったとも・・。
当時を想像して見るに付け人々の不安はどんなだった
か?身近な人が次々に亡くなる・・次は自分かと?
治療の手段も薬もない時代に頼れる手段は、祈祷で
あったり、神仏に頼ったり。
疫病はヨーロッパでは悪魔・死神によって、日本でも
鬼、死神がが齎すとされており、絵画でもよく題材に
されている。
そしてそこに宗教的な要素が入り、神や守護神が救い
となり、日本でも仏・神が救うとされ、仏教では死を
恐れる人々の為に仏の来迎があると諭された地獄絵の
対照的な表現として表されてきた。

更にこれを具体的に表現したのが、兵庫県の浄土寺の
「阿弥陀三尊」巨大な阿弥陀様が左右に観音様を従えて
朱塗りのお堂に安置されている。
夕方になると、堂内西側の蔀戸から西日が射し、床に
反射して、仏像は赤く染まりあたかも阿弥陀様が金色に
染まり雲の中来迎する姿になる。
鎌倉初期の動乱に加え飢饉、疫病が蔓延していた時代、
絵ではなくリアライズされた極楽浄土の情景に救いの
姿を見たのかも知れません。


まだまだ収束の予測も出来ないコロナウイルス禍、千年前の
日本やヨーロッパの国々と変わらない状況に見える、せめて
治療薬・・の開発も急いで欲しい。
ウイルスも一個の生命体、人間(動物)にとっては病と
いう形で厄介な存在ですが、種の存続にかけてはウイルス
も進化しつつ強くなっているとすれば、私たちはに時間は
無い・・ウイルスは人の弱い部分に知らないうちに入り
込み急激に繁殖する。
SARSの場合感染者が確認されたのは、2002年11月、
その後2003年4月にはSARSコロナウイルス(SARS-CoV)
の全ゲノムが解読された、その後もSARS-CoVの研究が
進められた、各国が協力し隔離や検疫が徹底された結果、
治療法が確立しないまま、2003年7月には終息宣言が出さ
れたと、SARS-CoVについても未だ治療法は見つからない
まま収束となっている現実がある。
科学(化学)の進化の著しい現代でも、見えないモノ
(空気中を浮遊する)への恐怖は昔と変わりなく・・
今一番怖いのは解らないまま医療従事者や感染者への
偏見や差別であると日本赤十字でも警鐘を鳴らして
いる。
早くウイルスの由来を突き止めワクチンとプラスして
治療薬の開発に漕ぎつける等具体的な解決策を見出して欲しい。
新製品企画開発・工業デザイン業務・デザインコンサルタント
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(色々と見識の差はあるが、コロナと認識されてから早一年!!)
コロナウイルス禍対応が遅れれば第四波の可能性もある。
少しばかり我々が防御の方法なりを学習しワクチンも
見通しがついたりと対応が進んでおります・・・が。
21世紀の今自分たちの住みやすい様に環境を作り
替えてきた・・、たった一種類のウイルスに世界中が
翻弄されている事は事実である。
コロナウイルス禍・・これは中世にヨーロッパで
起きたペストやコレラの流行と同じ状態ではないか?
むしろ、様々な国やシステムが複雑に絡み合って、更に
ワクチンの手配については各国々の覇権も絡んで、
何やら方向性を見誤りそうにもなる。
さて、中世での流行病の時には様々な想像が蠢き
人々が翻弄されたと記録されている、宗教的に見れば
人々の横暴に対して悪魔が仕置をしていると、目に
見えない風が吹いて去った後に累々と屍が横たわる。
病の風をドラゴンに見立て去った後に屍が横たわって
いる絵も書かれている。

アーノルド・ベックリン作 19世紀」
竜にまたがった老婆の死神がペストを振りまいてる。
過ぎ去るとこ死体が転がり、ペストの恐怖を如実に
表している作品。


「作者不明 死の勝利」
ペストを象徴する骸骨が死を振りまき、周囲の
人たちは倒れて恐怖におののいている。

ピーテル・ブリューゲル作「死の勝利」
16世紀、死が押し寄せる阿鼻叫喚・・・。
圧倒的、一方的な支配で、まさに死の勝利。

「ジュゼッペ・マリア・クレスピ作 18世紀」
ベルナルド・トロメイという聖人がペストに語り掛け、
死を終わらせてくれるよう、とりなしている場面。
文明はつねに疫病と抱き合わせであり、文明の伝播
経路は疫病の伝播経路とも重なり合うとも、中世の
日本でも飢饉と疫病が重なり人々が大勢亡くなった
事が「古事記」「日本書紀」等にも
記されている、村一つ無くなったとも・・。
当時を想像して見るに付け人々の不安はどんなだった
か?身近な人が次々に亡くなる・・次は自分かと?
治療の手段も薬もない時代に頼れる手段は、祈祷で
あったり、神仏に頼ったり。
疫病はヨーロッパでは悪魔・死神によって、日本でも
鬼、死神がが齎すとされており、絵画でもよく題材に
されている。
そしてそこに宗教的な要素が入り、神や守護神が救い
となり、日本でも仏・神が救うとされ、仏教では死を
恐れる人々の為に仏の来迎があると諭された地獄絵の
対照的な表現として表されてきた。

更にこれを具体的に表現したのが、兵庫県の浄土寺の
「阿弥陀三尊」巨大な阿弥陀様が左右に観音様を従えて
朱塗りのお堂に安置されている。
夕方になると、堂内西側の蔀戸から西日が射し、床に
反射して、仏像は赤く染まりあたかも阿弥陀様が金色に
染まり雲の中来迎する姿になる。
鎌倉初期の動乱に加え飢饉、疫病が蔓延していた時代、
絵ではなくリアライズされた極楽浄土の情景に救いの
姿を見たのかも知れません。


まだまだ収束の予測も出来ないコロナウイルス禍、千年前の
日本やヨーロッパの国々と変わらない状況に見える、せめて
治療薬・・の開発も急いで欲しい。
ウイルスも一個の生命体、人間(動物)にとっては病と
いう形で厄介な存在ですが、種の存続にかけてはウイルス
も進化しつつ強くなっているとすれば、私たちはに時間は
無い・・ウイルスは人の弱い部分に知らないうちに入り
込み急激に繁殖する。
SARSの場合感染者が確認されたのは、2002年11月、
その後2003年4月にはSARSコロナウイルス(SARS-CoV)
の全ゲノムが解読された、その後もSARS-CoVの研究が
進められた、各国が協力し隔離や検疫が徹底された結果、
治療法が確立しないまま、2003年7月には終息宣言が出さ
れたと、SARS-CoVについても未だ治療法は見つからない
まま収束となっている現実がある。
科学(化学)の進化の著しい現代でも、見えないモノ
(空気中を浮遊する)への恐怖は昔と変わりなく・・
今一番怖いのは解らないまま医療従事者や感染者への
偏見や差別であると日本赤十字でも警鐘を鳴らして
いる。
早くウイルスの由来を突き止めワクチンとプラスして
治療薬の開発に漕ぎつける等具体的な解決策を見出して欲しい。
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