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デザインのDNA・・ダイマクション・カー(フラーの作った車)(再編集)

デザインのDNA・・ダイマクション・カー(フラーの作った車)
   “エコロジー・デザインの先駆者”バックミンスターフラー

今、私たちは「エコ」や「サステナブル」と言う言葉をデザインのカテゴリー
の中で使います、又、私もセミナーなどで「エコデザイン」としてテーマ
に取り上げる機会が多いです。
今日のテーマ、バックミンスターフラーは1920年代から、地下資源に頼
らず太陽や自然から得られるエネルギーだけで生活できる可能性がある
と、また現存の経済や、政治のシステムでは実現出来ないと、今を予言
する事を言っていました、この事は著書「宇宙船地球号」(1969年)の中で、
詳しく述べられています、「地球はひとつの宇宙船、資源を浪費すると人類
だけでなく、すべての生物を危機にさらす」というメッセージと共に、大きな
反響を呼びました。
資料:ダイマクション・カー と ダイマクション・ハウス
car2_small.jpgcar5.jpg
dymx3.jpg300px-Dymaxion_house.jpg
ダイマクション・カーについては動画サイトでも見られます。
動画サイト:http://ummyeah.com/page/Dymaxion_Car

バックミンスターフラーと言うと上記の思想と、フラードーム「ジオテック
ドーム」が有名ですが、私はダイマクション・カーの方が工業デザイナー
として興味があります、学生の頃、川添登の「移動空間論」の中で始めて
触れた言葉でした。
「ダイマクション」(Dymaxion=Dynamic & Maximum efficiency)は、
フラーの造語で、最少のエネルギーで最大の効率を引き出すことを意
味し、その考えを1933年に、前輪駆動・後輪ステアリングの3輪自動車
「ダイマクション・カー」として開発します。実用化にはいたりませんでした
が、転回性能や特異な走り方と形状など今の車にはない特徴を持ってい
ました、造船技師の協力を得て設計されたこの自動車は、世界で始めて
の流線型デザインと言う言葉も生みました、またこの考えをダイマクション・
ハウスなどへ発展させて実践、組み立てが簡単なうえ、低コストを実現しま
した。(現在のプレハブ住宅の考えです。)
これらの考えはフラーの生涯を通じて発信され著書「宇宙船地球号」に繋が
ってゆきます。

フラードーム「ジオデシック・ドーム」
正20面体を基本形として辺分割・面分割により3角形の数を増やし、緩やか
な球形を構成できる。
規格化された三角形の部材でドームをつくり、柱を使わず、内部に可能な限り
大きな空間を得られる上、強風、豪雪、地震などにも強く、原野のレーダー
ドーム、軍用シェルターや住居、工場、レジャー施設などに広く利用され、
これまでに世界中で約20万棟が建設され、モントリオール万博(1967年)
のアメリカ館がその代表的な例、日本にも・・富士山頂レーダードームもそう
です、フラーは、その考え方で都市そのものを覆ってしまうマンハッタンドーム
構想も発表しています。

資料:モントリオール博・アメリカ館 と 富士山頂レーダードーム
250px-Mtl__Biosphere_in_Sept__2004.jpg180px-Fujisan_radar_dome.jpg

*フラーについては一度では書ききれませんのでまた書きます。

その他関連資料:
ダイマクション地図(gif anime):
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Dymaxion_2003_animation_small1.gif
資料は・Pictures of the Dymaxion Car
    ・ウィキペディア(Wikipedia)他より。

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