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デザインのDNAデジタルとアナログのせめぎ合い・・??

デザインのDNAデジタルとアナログのせめぎ合い・・??
ある製品のデザインに関わっている、相当大きいもので、
色彩の面積も相当占める、試作の段階では塗装か?最近の
傾向でラッピングという方法もある・・・、グラフィック的
要素やロゴ、文字原稿の表現には向いているが、3次局面が
多い場合はラッピングは向かない。
そこで、双方のいいとこ取りで、本試作では塗装とラッピング
を使い分けるというプランでトライすることにした。
問題となる色合わせ・・、当然ラッピングのシート印刷で色を
合わせるのは困難、プリントアウトにも時間がかかり出力の度に
微妙に色が違ってくる、PCの画面と出力の差もある。
やはり、プリントを先に済ませ、その色に合わせ塗装色を調合
する・・が、ここでも問題、最近モックアップの会社でも塗料
会社に調合表を出して色を作る・・。
モックアップの凄いところは塗装によって材質も表現する事だった、
今、モックアップの業者(職人さん)色出しができない、以前ならば
目の前で塗料を混ぜながら(カクテルを作るように)色を合わせて
ゆく。
私のお付き合いしているモックアップの会社でも最近微妙になって
きている(高齢化??)
しかし、そう言ってられない現実もあるので、なんとか対応の道を
考えて行かなければならない。
プリントの出力の際にサンプルチップを作っておき、塗料の色見本と
合わせる、近似値ではあるが調合表もついているので塗料屋さんも
文句は言えないだろう。
color1.jpg
*下にあるのがプリントのカラー見本、上側が工業会の色見本帳。
趣味で車のプラモなどを作っているので色の調合などイメージの色が
できるまで、調合を繰り返す・・・なんて事を、今のプロの業者には
通用しない、ここでもお付き合いがデジタル??(事務的??)
ただし、その事はクライアント側にもある事で、事情を説明しモック
アップだから・・と言う文言が付いて回る。
情報では出来ていても、モノの試作の段階でドンピシャ!提示ができ
ない・・、もどかしい!!!

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