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デザインのDNA・・・身体装飾の謎・・ファッションのルーツ

デザインのDNA・・・身体装飾の謎・・ファッションのルーツ
                   (宗教的要素~美意識的装飾まで)

人の歴史の中で、自身の身体を飾るという行為がいつごろからかは推定できま
せんが、たぶん集団で生活(社会的な)をするようなり、個人または集団でのシン
ボルになり、進化していったと推定されます。
身体装飾は今、少数民族(中国から東南アジア・アフリカ・中南米)などに分布
して多く見られますが、その中で単に“装飾品を身に付ける”行為から、肉体に
直接彩色を施す“ペインティング”や“入墨”傷つけそれを模様化した“痕跡模様”
へとさまざまな変化が見て取れます、今回そんな内容のビジュアル本が刊行
されましたので紹介します。

タイトル:「人類発祥の地にいま生きる人びと」“身体装飾の現在‐1”
「アフリカ大地溝帯エチオピア西南部」
サイズはB4版 216ページ  ¥12,600.-(税込み)
著者:井上耕一、ブックデザイン・ディレクション:薬師神親彦 
出版:朝倉書店
文章は巻頭の数ページのみで、カラー大版ページで装飾、色彩、アクセサリー
など詳細に見ることが出来ます。

資料:本・・表紙及び装飾(一部)
 
表紙-ss.jpg AF-1ss.jpg

資料:痕跡模様・唇・耳飾り(一部)

AF-3ass.jpgAF-3bss.jpg AF-2ss.jpg

時代の流れに逆らうことなく自らの生活様式を守っている少数民族の中に多く身
体装飾を施している、“入墨”はアジア圏に多く“ペインティング”“痕跡模様”は
アフリカなどに多く見られます、これは肌の色や、農耕(定着型)と狩猟(移動型)と
の民族性の違いも影響している、近代化の影響で身体装飾を施した少数民族も
急速に減少していますが、私たちの衣服や生活習慣の中にまで浸透している身
体装飾(ファッション)のルーツ(DNA)がこの本にはこめられています。

この本は続けて「インドパキスタン他の少数民族」また「東南アジア・中国他の
少数民族」とシリーズ化が予定されております。
著者、ブックデザイン・ディレクションともに、私もお世話になっている勉強会の
主催者で、その中から生まれ具体化した企画です。

朝倉書店:http://asakura.co.jp/ab/10681-7/index.htm#
        
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