デザインのDNA・・ミウラ折りと万華鏡の関係?
デザインのDNA・・「サイエンスの中に潜むデザインの可能性」
カスパーシュワーベ先生の講義・・ミウラ折りと万華鏡の関係?
少し前、私が講師をしている桑沢デザイン研究所から“カスパー・シュワー
ベ先生”の講義が有るので良かったら聞きにこないか、と言う誘いがあった。
私はそのときにこの方が何をされている方なのかあまり・・いや全く存じあげ
なかった、その週の土曜日の午後学生に混じり最前席で講義を受けた、講
義と言うより色々な仕掛けが出たり、何かイリュージョンを見ているような講
義だった、先ず最初に固いワイヤーで作られ小さく畳まれた四角いモノが
出てきた、先生はその両端を持って両手を少しずらすとキュー!と開き4㎡
くらいのパネル状になった、私は人工衛星のソーラーパネルを思い出した、
「これはミウラ折りを取り入れ、簡単に開き、畳めるフレームです、人工衛
星のソーラーパネルなどに応用されています」と説明され、その後このブロ
グ中にもある「フラードーム」について、他にも(今、先生が大学等で講義を
されている理論の構造物など)実物やパネルで講義が進められ、あっという
間の90分だった。
そのとき最後に出されたのが写真にもある「ペンタキス」“光の万華鏡”です、
先生は厚紙に挟まれナイフの切れ目と幾何学的に小さな穴が開けられ、不
思議な形にカットされたアルミ板を取り出すと、それを三角錐に組み立てられ
た、先生は私も含め最前席にいる何人かにそれを渡して覗かせた、先端に星
型のパターンが浮き上がり、サークル状にあけられた小さな穴は相互に反射
して球を形成しその星型を囲む様に・・・小さな宇宙が広がっていた。
この後「サイエンスとアート(デザイン)には共通点が多い」と付け加えられ、
サイエンスの中に潜むデザインの可能性を伝え講義を終られた。
このブログの中の“デザインのDNA・・・”から始まるタイトルはこのときの
印象から付けました。
講義の後、会議室で少しお話をする時間が有り、私は幸運にも「ペンタキス」
を頂いてしまった、今も、アイデアに詰まったりした時に覗いて頭の中に宇
宙を作り、気分を変えるときがあります。
*中心の星型は、ヨハネス・ケプラーが発見した小星形正12面体「ケプラー
・スター」と言うことが後でわかりました、補足いたします。
資料:ペンタキス“光の万華鏡”の宇宙 “昼”と“夜”
先生は神戸芸術工科大学の教授や2004年からは倉敷芸術科学大学の
教授を勤められている、この分野ではすごい先生だということが解ったの
でした・・反省!!
神戸芸術工科大学の「芸術工学基礎論」の案内:
URL:http://www.kobe-du.ac.jp/gsdr/gsdr/kiso04/kisoron.html
先生の著書「ジオメトリックアート」の案内:
URL:http://www.kousakusha.co.jp/RCMD4/rcmd_schwabe.html
ミウラ折り及び考案者:三浦教授については公式サイトにて
URL:http://www.miura-ori.com/what.html
ミウラ折り動画(You Tube)
URL:http://www.youtube.com/watch?v=mysh_eipUao&hl=ja
新製品企画開発・工業デザイン業務・デザインセミナー
Interface home URL:http://www.interface-com.co.jp
Mail:h-noguchi@interface-com.co.jp
カスパーシュワーベ先生の講義・・ミウラ折りと万華鏡の関係?
少し前、私が講師をしている桑沢デザイン研究所から“カスパー・シュワー
ベ先生”の講義が有るので良かったら聞きにこないか、と言う誘いがあった。
私はそのときにこの方が何をされている方なのかあまり・・いや全く存じあげ
なかった、その週の土曜日の午後学生に混じり最前席で講義を受けた、講
義と言うより色々な仕掛けが出たり、何かイリュージョンを見ているような講
義だった、先ず最初に固いワイヤーで作られ小さく畳まれた四角いモノが
出てきた、先生はその両端を持って両手を少しずらすとキュー!と開き4㎡
くらいのパネル状になった、私は人工衛星のソーラーパネルを思い出した、
「これはミウラ折りを取り入れ、簡単に開き、畳めるフレームです、人工衛
星のソーラーパネルなどに応用されています」と説明され、その後このブロ
グ中にもある「フラードーム」について、他にも(今、先生が大学等で講義を
されている理論の構造物など)実物やパネルで講義が進められ、あっという
間の90分だった。
そのとき最後に出されたのが写真にもある「ペンタキス」“光の万華鏡”です、
先生は厚紙に挟まれナイフの切れ目と幾何学的に小さな穴が開けられ、不
思議な形にカットされたアルミ板を取り出すと、それを三角錐に組み立てられ
た、先生は私も含め最前席にいる何人かにそれを渡して覗かせた、先端に星
型のパターンが浮き上がり、サークル状にあけられた小さな穴は相互に反射
して球を形成しその星型を囲む様に・・・小さな宇宙が広がっていた。
この後「サイエンスとアート(デザイン)には共通点が多い」と付け加えられ、
サイエンスの中に潜むデザインの可能性を伝え講義を終られた。
このブログの中の“デザインのDNA・・・”から始まるタイトルはこのときの
印象から付けました。
講義の後、会議室で少しお話をする時間が有り、私は幸運にも「ペンタキス」
を頂いてしまった、今も、アイデアに詰まったりした時に覗いて頭の中に宇
宙を作り、気分を変えるときがあります。
*中心の星型は、ヨハネス・ケプラーが発見した小星形正12面体「ケプラー
・スター」と言うことが後でわかりました、補足いたします。
資料:ペンタキス“光の万華鏡”の宇宙 “昼”と“夜”
先生は神戸芸術工科大学の教授や2004年からは倉敷芸術科学大学の
教授を勤められている、この分野ではすごい先生だということが解ったの
でした・・反省!!
神戸芸術工科大学の「芸術工学基礎論」の案内:
URL:http://www.kobe-du.ac.jp/gsdr/gsdr/kiso04/kisoron.html
先生の著書「ジオメトリックアート」の案内:
URL:http://www.kousakusha.co.jp/RCMD4/rcmd_schwabe.html
ミウラ折り及び考案者:三浦教授については公式サイトにて
URL:http://www.miura-ori.com/what.html
ミウラ折り動画(You Tube)
URL:http://www.youtube.com/watch?v=mysh_eipUao&hl=ja
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2008-10-15 13:44
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